外壁と屋根の種類により塗料が変わる理由

こんにちは、岡山市の地域密着リフォーム会社 ままかりハウス です。
「屋根や外壁の塗装って、どんな塗料を使っても同じなのでは?」と思われる方も少なくありません。
しかし実際には、素材に合わせた塗料と下塗り材を選ばなければ、すぐに剥がれたり、膨れたりしてしまうのです。

今回は、代表的な屋根材・外壁材に対して「どんな塗料が適しているのか」をわかりやすく解説いたします。
岡山市でリフォームを検討されている50代〜70代のお客様に、安心して工事を任せられるよう知識を深めていただければ幸いです。

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1. アスファルトシングル屋根には水性塗料

アスファルトシングルは北米で普及している屋根材で、日本でも一部の住宅で使用されています。柔らかいシート状で施工性に優れていますが、熱に弱く、油性塗料を使用すると変形や溶解を起こす可能性があります。

そのため、水性の塗料を使用するのが基本です。
水性塗料であれば屋根材を痛めず、表面をしっかり保護することができます。

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2. セメント瓦・モニエル瓦は専用下塗りが必須

セメント瓦やモニエル瓦は、表面がざらついており、通常の下塗り材では十分に密着しません。
そのため、**専用の下塗り材(モニエル専用プライマーなど)**を使う必要があります。

もし専用下塗りを省いてしまうと、塗膜が短期間で剥がれてしまい、かえって修繕費用が膨らむリスクがあります。
岡山市内でも築30年以上の住宅では、モニエル瓦が使われているケースがあり、適切な診断と下塗り材の選定が重要です。

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3. 金属屋根・金属外壁は2液の錆止め塗料

トタンやガルバリウム鋼板といった金属系の屋根や外壁は、最大の弱点が「錆び」です。
錆が一度広がると穴が空き、塗装だけでは補修できなくなってしまいます。

この錆を防ぐためには、2液型のエポキシ系錆止め塗料を下塗りに使用するのが基本です。
2液型は硬化剤と主剤を混ぜて使うタイプで、密着力・耐久性に優れています。

岡山市は沿岸部に近く、湿気や塩害の影響を受けやすいエリアもあるため、金属系の住宅には特に注意が必要です。

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4. 光セラ外壁(難付着サイディング)にはハイブリッドシーラー

光触媒コーティングが施された「光セラ」外壁は、汚れにくいというメリットがある一方で、**塗料が密着しにくい“難付着サイディング”**でもあります。

通常の下塗りでは剥がれてしまうため、ハイブリッドシーラーと呼ばれる専用の下塗り材を使うことが必須です。
この処理をしないと、数年で塗装が剥がれ落ちるトラブルが起こりかねません。

岡山市でも2000年代以降の新築住宅で光セラを使用しているケースがあり、適切な下塗り仕様を知っておくことが大切です。

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5. ジョリパット仕上げ(ざらざら外壁)はシーラー下塗り

外壁の中でも人気のある「ジョリパット仕上げ」は、独特のざらついた質感が特徴です。
ただし凹凸が多いため、下地との密着が弱くなることがあり、シーラーでの下塗りが欠かせません。

さらに、表面の凹凸に汚れが溜まりやすいので、高圧洗浄での下処理も重要です。
下塗りを丁寧に行うことで、塗装の仕上がりが美しく、長持ちする外壁に仕上げることができます。

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6. 適材適所の塗料選びが家を守る

ここまでご紹介したように、外壁や屋根の種類によって必要な塗料・下塗り材は大きく異なります。
「どんな塗料でも同じ」と考えてしまうと、数年で剥がれて再工事が必要になるなど、結果的に大きな出費につながってしまいます。

ままかりハウスでは、

  • 岡山市の気候や環境に合わせた診断
  • 屋根・外壁ごとの専用下塗り仕様のご提案
  • 長期保証とアフターサービス

を徹底しています。

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まとめ

外壁や屋根の素材ごとに塗料は変わり、正しい下塗りを選ばなければ長持ちしません。

  • アスファルトシングル → 水性塗料
  • セメント瓦・モニエル瓦 → 専用下塗り
  • 金属系 → 2液錆止め
  • 光セラ外壁 → ハイブリッドシーラー
  • ジョリパット仕上げ → シーラー下塗り

これらを正しく使い分けることが、家を守る最も大切なポイントです。
岡山市で外壁塗装・屋根塗装をお考えの方は、ぜひ ままかりハウス にご相談ください。

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